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つくるよろこび ファブリカ村
NPOの理事を、ずっと続けていただいている
北川陽子さんが村長を務められているファブリカ村は
2019年10月23日に、めでたく10歳を迎え、
その周年祝いのパーティに参列させていただきました。
北川織物から数えると、60年の還暦だそうです。
副知事や議員など地元の名士から行政関係者、長年のモノづくりの同士や、
ファブリカ村開村後、新たに関わりを持たれた方々など、
大変多くの方々がお祝いに駆け付けられ、盛大に執り行われました。
村長の陽子さん(右)、副村長の順子さん(中央)、たみさん(左)
設営に至っても、スタッフの方々の手作りに感は、本当にステキで、
ケータリングもチョークアートも飾られたフラワーアートも
みんな、ここのコワーキングで活躍する「村びと」さんです。
個人的にさすがと思ったのは、ロールスクリーンが生地の反物だったとこ。
これまでの苦難の道のりも持ち前のキャラクターで
絶やすことなく、種をまき続けた=前に進み続けられた結晶が
そこに集まった人たちに咲いた「笑顔」だったように思います。
なにより91歳を迎えられたお母様の、元気なお姿にも感動です。
お開きの際には、盟友・市田恭子さんのお手引きで、
会場にいる人全員で声高らかに万歳三唱!
前日執り行われた、令和天皇ご即位の式典に負けず劣らず、
北川さんらしさが随所にみられた、とても温かな時間でした。
思えば、北川さんと出会ったのは、ファブリカ村ができたすぐあと。
元の北川織物の工場を改修し、ファブリカ村とした経緯や想い、
これから取り組んでいかれること、そして、日本のモノづくりの行く末について、
2階の和室で、じっくりとお話を伺ったのを今も記憶しています。
お互いにNPOの活動に賛同して、忙しい中にもかかわらず、
いつも先陣切って参加される姿を拝見していて、
何てパワフルな方なのだろうと圧倒されていましたが、
見る限り、そのパワーは衰えるどころか、今も全開です 笑
(10月27日には一般の方も参加できる記念イベントがあるようです。)
場の持つエネルギー、引力、その中心にいる北川さん(女帝 笑)。
継続の大切さを再認識するとともに、その功績を心から敬意を表します。
さらに、ここが北川さんの素晴らしいところで、
次の10年。20周年もやります!と、元気に宣言もされていました。
「お母さん、100歳やで!」
まだまだ目が離せない北川さん、こちらも負けないように精進しなければ。
改めまして、おめでとうございます★
NPOメイドインジャパンプロジェクト
代表理事 北村圭介
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北村 圭介
株式会社キタムラジャパン
代表取締役
大正12年創業の枕専門メーカー「枕のキタムラ」4代目。曾祖父から伝わる経験やノウハウを活かし、眠りに対するキタムラのエスプリを枕にしています。枕屋4代目のブログ「まくろぐ」では、枕のことがメインですが、睡眠やモノづくり、マーケティングなど独自の想うことを書きます。