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あなたが一番、わたしが二番の心
ソチ五輪、盛り上がりましたね。また今はパラリンピックです。
話題は尽きませんが、それはどなたかにお任せして、まくろぐを。
話題は尽きませんが、それはどなたかにお任せして、まくろぐを。
先日、9日間、アメリカに行っていました。(そのときの話は、また改めます。)
さて、その岐路でのこと、先に。
取るに足らない話ですが、言わずにいられない、そんな話です。
ロサンゼルス(LAX)から成田経由で中部国際空港(セントレア)という行程でした。
しかし、前日は皆さんの記憶にも新しい、関東が大雪に見舞われて交通が麻痺した日。
私が乗る便は折り返し運行ということで、出発地である成田でフライトが2時間遅れた結果、
ロスからの出発は9時発だったが、13時発へとDelayとなった。
航空会社は全日空(ANA)でしたが、当然、チェックインカウンターはごった返し始めている。
列に並ぶのは、半分が日本人、その他、共同運航の関係で中国人、韓国人も多くいた。
その列に向かって、日本語や英語を折りませながら、スタッフが対応に追われていたが、
外国にいると特に不安になるもので、誰もが同じことを彼らに聞いている。
私はこういうとき、たいてい、そば耳を立てるタイプで、静かに自分の順番を待つことが多い。
(それで、失敗したことは何度もあるのだけど、、、)
そして、呼ばれたあと、カウンター越しに、何度も頭を下げられながら、諸々の手続きを終えた。
外資の会社だと、当たり前のように扱われるか。。。いや、これは偏見だと信じよう。
ただ、過剰に思えるほど、詫びられると、どこか気持ちの悪さもある。
そもそもそれは天候のせいだし、飛ばないよりは飛ぶだけマシで、
そこまで謝られなくてもいい。むしろ、ご苦労様といいたいくらい。
それに、私はそこまで腹も立てていない。というより、ピースフルな気の持ちようであるのに、
周りから見たら、「謝らせている偉そうな客」などと思われては、逆に心外でもある。
ちなみに、この時点で、お詫びとして空港内で使える食事代として、25ドル分の食事券をくれた。
そこまでしてくれるものなのかと、感心した。それだけで、ラッキーな気持ちだった。
外国の航空会社なら、そんなサービス、考えつかな、、、いや、きっとそんなことない。
ともあれ、空港内で時間を潰し、無事に搭乗を終える。
ともあれ、空港内で時間を潰し、無事に搭乗を終える。
そこまではよかった。
成田に着き、時計を戻すと、私の乗る便(セントレアへ向かう)はすでに飛び立っていた。
つまり、乗り継ぎが、もうすでにできなくなっていたのだ。
英語でのチェックイン手続きならまだしも、日本語でのやりとりですら、
このことが私は理解できていなかった。いや、正確に言うと、聞いた覚えがなかった。
成田に着き、時計を戻すと、私の乗る便(セントレアへ向かう)はすでに飛び立っていた。
つまり、乗り継ぎが、もうすでにできなくなっていたのだ。
英語でのチェックイン手続きならまだしも、日本語でのやりとりですら、
このことが私は理解できていなかった。いや、正確に言うと、聞いた覚えがなかった。
そして、この時点で、そば耳戦法は、今回も失敗している。
あたふたする気持ちを抑えて、成田の出口に出ると、
同じく乗り継ぎができなかった人たちが、カウンターへとごった返している。
ここで、目も当てられない人間の、日本人の、かも知れないが、習性があわられる。
ここで、目も当てられない人間の、日本人の、かも知れないが、習性があわられる。
私は、私は、どうしてくれるの!!
である。
自分に落ち度はなく(それはそうだが、)、ここぞとばかりに、わがままを言いたい放題で、
自分に落ち度はなく(それはそうだが、)、ここぞとばかりに、わがままを言いたい放題で、
近くで聞いている(そば耳戦法)と、ANAの人が不憫でならない。
とても痛たまれない気持ちになった。
何もそこで放り投げられるわけではないので、(外国の航空会社なら、、、いや、偏見。)
落ち着いて順番を待つことにしてほしい。
彼らを見れば、私たちのために一生懸命動いてくれているのは一目瞭然ではないか。
落ち着いて順番を待つことにしてほしい。
彼らを見れば、私たちのために一生懸命動いてくれているのは一目瞭然ではないか。
要領は悪いのかもしれないが、非常時だから多少は仕方ない。
確かに、名古屋の空港にお迎えがすでに来ているという事情も分かる。
お願いするのも悪かったのに、という心情も。私だってそうだったのだから。
しかし、これは誰のせいでもないし、無理して飛んで、もし事故があったら、
それこそ誰が責任を取ってくれるというのか。
1時間ほど待たされたが、結局、帰りは成田から陸路で帰ることになり、
交通費として、ANAからは、13000円が現金で支給された。
交通費として、ANAからは、13000円が現金で支給された。
なんて、ありがたいこと。時間はかかるが、ある意味、ラッキーじゃないか。
尽力してくれたスタッフに、労いと感謝を告げ電車のチケット売り場へと向かった。
【成田】→成田エクスプレス→【東京】→新幹線→【名古屋】
ん、、、って、ちょっっとぉーー、全日空さん!
足らんやないかーーーっ!!
。。。お人よしということで、orz
。。。お人よしということで、orz
まくらのキタムラ
北村圭介
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北村 圭介
株式会社キタムラジャパン
代表取締役
大正12年創業の枕専門メーカー「枕のキタムラ」4代目。曾祖父から伝わる経験やノウハウを活かし、眠りに対するキタムラのエスプリを枕にしています。枕屋4代目のブログ「まくろぐ」では、枕のことがメインですが、睡眠やモノづくり、マーケティングなど独自の想うことを書きます。