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オリンピックはやっぱり素晴らしい!
ロンドンオリンピックが、いよいよフィナーレを迎えます。
男子マラソンや新体操団体、男子レスリングも、まだまだ期待したいですね!
しかし、正直、申し上げます。
誠にお恥ずかしい話で、恐縮ですが、実は始まるまで、それほどの感心もありませんでした。
うちの社員さんが気づいて、急遽、イベントを開始しましたが、
ページをアップしたときには、すでに開会式を終えていたくらいで。
※まくらカバーサービスは、まだ間に合います!
しかし、始まるやいなや、日本人選手の活躍にアツくなっていました。
選手たちは、ひとつの競技を通して、極限まで自分を鍛え上げ、
様々なモノ(自分のことやそれ以外の物事)を背負いながら、すべてを出し尽くしています。
月並みですが、国を代表してチャレンジする姿は、本当に素晴らしいです。
もちろん、光があれば、それ以上の影があることも事実。
スポットの当たる選手もいれば、適わない夢の前に破れ、
いやしくも相手を憎んでしまったり、疎ましく思ったり、
強い精神を持ちながら、それを活かす肉体がなかったり。
悲喜こもごもの、それぞれの競技人生があるようです。
カール・ルイス氏が昔、インタビューで答えた内容が印象的でした。
五輪に挑む前の大切なことは?と問われ、
「いつも通りだ。普段と同じように競技場へ来て、準備し、レースをする。」
この、いつも通りとは、日頃の練習を含めた「行い」のことでしょう。
オリンピックを目指してトレーニングする選手は多いけれど、
それは逆に、オリンピックを日常の延長として捉えるためなのかもしれません。
【精一杯の努力をすること】、でも、【決してムリをしないこと】
この矛盾に戸惑うヒトもいる。
しかし、カール・ルイス氏のシンプルな解は、
前人未踏の記録を打ち立てた選手だからこその説得力があります。
ただ、考えてみれば、これは、スポーツ選手に限ったことではありません。
例えば、私などの場合、展示会だけ、よく見せようとしたり、
商品の見てくれだけをキレイにしたりすることにばかりにお金と労力かけるとき、
それは確実に、【ムリをしている】ことになっています。
まず毎日のモノづくりを、キチンとすることが最大の販促につながるのに、
明らかに、まだ全然、足りてない。。。
いい結果が出るか、それとも箸にも棒にもかからないか、
精一杯に努力したと自負したとき、あとは、運。
つまり、それは、もう、祈るしかないレベル。
人事を尽くしたら、天命を待つのみ。
そこまでは毎日毎日、一生懸命、磨き上げていかなかければなりません。
私と同世代、もしくは、私よりも若い選手たちの、たくさんの笑顔や涙のあった、
今回のロンドンオリンピックを観ていて、改めてそんな大切なことを気づかせていただいた。
そして、私も強く思います。
日本という国を背負って、海外の人たちと出会いたい、と。
頭の中や言葉よりも、やはり、行動、実践でチャレンジしよう。
決して背伸びをせず、あくまで日々、努力を。
日本代表のみなさんと、彼らを支えるみなさん。
心から、ありがとうございます。
そして、お疲れ様です。
まくらのキタムラ
北村圭介
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北村 圭介
株式会社キタムラジャパン
代表取締役
大正12年創業の枕専門メーカー「枕のキタムラ」4代目。曾祖父から伝わる経験やノウハウを活かし、眠りに対するキタムラのエスプリを枕にしています。枕屋4代目のブログ「まくろぐ」では、枕のことがメインですが、睡眠やモノづくり、マーケティングなど独自の想うことを書きます。