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世代を背負うということ
新年、そして長いお休みが明け、みなさま、いつもの生活に戻っているかと思います。
今年も、なにとぞよろしくお願いいたします。
ご挨拶はこちらから。
さて最近、ふと感じることがあります。
それは、よく耳にする、「最近の若い子は・・・」というセリフ。
この言葉から受ける、トゲの刺さったような感触です。
子は親の背中をみて育つと言いますが、どうやらこれは本当ですね。
子は親がおもしろそうにやっていることに、興味を持ち、好きになると言われています。
楽しそうに片付けをしていたり、美味しそうにピーマン食べたり、
はつらつと取り組む毎日のランニングを、そして、毎朝の「おはよう!」を。
ただ、親子の関係でなくても、人はそれぞれ【背中】というのを見ている気がします。
目上だからということでもなく、実は、年齢が下で経験が浅くても
【背中】を見て、少なからず影響を受けるでしょう。
見返りもなく、誰かのために一生懸命汗をかくということ
とても大きな課題、問題へ、全力で向かっているところ
同じことを繰り返し繰り返し、続けていくこと
だから、そうやって自分たちの【世代】を背負うということを意識したいな、と。
もっと成長しなければならないし、そのためにひたむきにチャレンジし続けなければならない。
上の人たちに脅威と思わせる力を見せつけるくらいの気概が、ちょうどいいのだと思う。
つまり、周りに起こる違和感、それはやっぱり自分の責任なんだと認識したい。
30代、もっと頑張らないと、この後はないかも。
そんな世代観をあえて背負っていきます。
上ノ人タチハ、ロクデモナイナ・・・
だとしたら、それはあまりに世界が狭すぎたのではないか。
当たり前だけど、天気は変えられないし、自分の親も選ぶことはできない。
でも、だからといって、大雨に対して、自分が偏屈になることもないし、
彼らが頑固だから悪いんだと主張することは何の解決にもなりません。
結局、自分が率先して行動すること以外に、自分の前の壁は突破することは不可能です。
自分が取り組むことでチェンジできそうなことに集中して、一歩出ていって取り組もう。
そんなコトの積み重ねで、少しずつ成長できるかもしれません。
幸い、自分の周りには、素晴らしい先輩後輩、また同世代がたくさんいます。
見限られない、見られても恥ずかしくない【背中】にしたいです。
こんな偉そうなこと口ばっかりにならないように、今年も人生楽しんでいきます!
枕もたくさん届けて、元気な「おはよう!」を広げていきます!
(株)Kitamura Japan
北村圭介
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北村 圭介
株式会社キタムラジャパン
代表取締役
大正12年創業の枕専門メーカー「枕のキタムラ」4代目。曾祖父から伝わる経験やノウハウを活かし、眠りに対するキタムラのエスプリを枕にしています。枕屋4代目のブログ「まくろぐ」では、枕のことがメインですが、睡眠やモノづくり、マーケティングなど独自の想うことを書きます。