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バスで東京へ行った(妄想編)

2011年8月11日 11:56  携帯

目指す相手は、東京の商社で働くK.MIHOちゃん。
久しぶりの恋人との再会に胸を躍らせながら、高速バスに乗る枕男。

道中2回の休憩があるが、個人的には一気に走ってほしいと思った。
ただ、降りると分かる、カラダの疲労感。
それよりも運転手さんのためでもあるのだろう。

安全がいちばんです。

車内を見渡すと、いかにも事情ありそうな人たちばかりだ。
もちろん話しかけることなどしない。それよりも必死にSNSに興じている世の中。
旅は道連れなどといった言葉はすでに風化している。

そんなこと気にするより、僕も着いてからのことを考えたい。

彼女は茅場町で働いている。新宿駅に着いたら、まず中央線で東京駅へ。
18時の待ち合わせまで、時間はすこしあるから、東京駅から歩いて茅場町まで向おう。
途中、高島屋日本橋店で、彼女の好きなガーベラの花を混ぜたブーケを買っておく。

ついにMIHOちゃんと再会。
本当は諸手を挙げて抱きしめたい。ただ、もちろんそうはできない。
あいさつも早々に、僕らは永代通りでタクシーを拾って、豊洲へと向かう。
ちなみに、もちろん僕だけなら、当たり前に電車に乗る。

(こっちは2700円の高速バスで来とるんだでね。
 下手したら、茅場町から豊洲の間でもそのくらいかかるがん。)


そんな内心はおくびにも出さず、外資系ホテルの名を告げた。フレンチを予約してある。

MIHOちゃんはお酒がだいぶ飲めるようになったようだ。ワインは2本空けた。
食事のあとは、アカデミー賞最有力の映画を観て、デッキを散歩する。
「豊洲って日本初のコンビニとして、セブンイレブンの日本一号店ができたんだよ」、なんて
逆に、僕がバスの中でウィキってきた「豊洲うんちく」を披露しつつ、ベンチに座る。

時間は夜、22時を回っていた。

ちょうど心地の良い夜風が吹く。

二人の、ほてったほろ酔いの頬なでる。

すこし乱された髪をかき上げるMIHOちゃん。

見つめる僕。

次の瞬間、

目が合う。

MIHOちゃんは慌ててそらそうとする。

僕は彼女の肩を掴む。

いい雰囲気。

そして・・・

・・・そんな一日を過ごすために、高速バスで寝だめしようとしたら、なんと


 首を、寝違えていた。


とまぁ、こんな屈辱的なことはないでしょう。
そのためにも枕のキタムラは、すぐれた携帯枕を開発する義務があると思っています。

枕のキタムラ
北村圭介 





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