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バスで東京へ行った(理由編)
先日、表題の通り、バスで東京まで行ってきました。
名古屋?東京間の所要時間は、およそ6時間。
そして、選んだバスの仕様はスタンダード4列シート。
(画像は実際と違いますが、こちらからお借りしました。)
バスの中でもっともタイトだと思われます。パーソナルスペースなど、ほぼムシです。
あえて言うなら、アイマスクがフリーで配られていたくらい。
目を隠せば、パーソナルスペースは無限。。。なのかな。
さておき、今回バスで向かった理由は、いま取り組んでいる中京大学との産学連携です。
実は彼らと携帯枕を開発中なのです。安眠を快適に持ち運ぼうというのがコンセプト。
ターゲットは「高速バスを利用する人たち」と設定してみました。
すると、どうでしょう、日本には高速バスを利用する人は年間で1億人を数えます。
ほとんどの日本人がお客様になるのです。(もちろん「のべ」ですけど)
高速バスの利用するシチュエーションを考えると、
就活だったり、実家への帰省だったり、はたまた遠恋であったり。
得てして、学生たちが多い。宮川ゼミの学生も何人かはそうやって利用していましたし、
忘れてならない、枕のキタムラのインターン生「枕坊主」もヘビーユーザーです。
彼らから話を聞けば、
「高速バスは確かにカラダに負担がかかる、でも、値段が安いのが魅力」
「お金はないけど、時間と体力だけはありまっせ!」
と、やむなしも、感謝しながら利用しているのが、高速バスなのです。
そんな彼らが高速バスを降りた後、元気に試験や面接へ行ける、実家に元気な顔を見せられる、
ミッキーと思いっきり遊べる、スキーやスノーボードを楽しめるようになったらいいと思いました。
なかなかの試作が出来たので、では、その「厳しい」環境下で、
自ら実地テストをやってみようではないかと、この度、高速バスに乗り込みました。
続きは次回(妄想編)を、お楽しみに!
ちなみに2700円という破格で、48名乗車で満員状態でした。
枕のキタムラ 北村圭介
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北村 圭介
株式会社キタムラジャパン
代表取締役
大正12年創業の枕専門メーカー「枕のキタムラ」4代目。曾祖父から伝わる経験やノウハウを活かし、眠りに対するキタムラのエスプリを枕にしています。枕屋4代目のブログ「まくろぐ」では、枕のことがメインですが、睡眠やモノづくり、マーケティングなど独自の想うことを書きます。