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メーカーはいいものを作れば、それでいいのか?

2011年6月21日 16:29  その他

日経デザインというマガジンをご存じでしょうか?
その名の通り、日経BP社から発刊されるデザインに特化した専門誌です。

そこからメルマガがきたんですが、冒頭にこう書かれていました。
とても興味深かったんで、ご紹介します。

 (中略)
ただ、それ以上に感心したのが、商品の売り込み方です。
おもちゃメーカーはバイヤーに商品を紹介する際、必ずと言っていいほど

 「いつ、どのようなタイミングでどのような媒体に広告を打つのか」
 「店頭でのプロモーション支援をどのように行っていくつもりなのか」
 「今後どのようなメディアに露出させる計画なのか」

などの情報も合わせて提供していました。

インテリア・雑貨の展示会において、
メーカーが販売店にこうした情報を提供することは、
それほど積極的に行われていません。

もちろんビジネスの規模が違うから、というのもあるでしょう。
ただ振り返ってみると、インテリアや雑貨のビジネスの現場では
「良い商品を作りさえすれば売れる」という風潮が強すぎる気がします。

まさに、わたしたちが陥っているところだと思いました。
いけませんね。

そこまで提案ができてこそ、商品は流通のラインに乗っていける。
小売店や代理店がやってくれることではないんですね。
自分たちメーカーが、やらなければならないことなんだと思います。

ただ、それは川下のお仕事ですから、カンタンにできることではありません。
当然、いろいろ勉強して、経験して、失敗してしまうはずです。
私たちもまだそこが弱いところで、今もまさにつまづいていますから。(汗

それでもあきらめることなく、いい商品をお客様の元へ届ける努力はかかしません。

NPOメイドインジャパンプロジェクトはそういった場にはもってこいです。
メーカーのヒトもいますし、デザイナーやショップのヒトもいます。
交流を通して、自分たちの商品に何が足りないのか、気づかせてくれますから。

ちなみに、前述の日経デザインの編集長を勤めていらっしゃる、
下川一哉氏にも理事になっていただいています。

そういった方々に近づいて、よりいい情報をキャッチしていきましょう。

「No,Design No,Business」 いい言葉ですね。
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枕のキタムラ
北村圭介




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