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And, I will always love you...
4年ほど前から、まくらのキタムラでは、インターンシップ制度を導入しています。
そして、先日も一人の若者が、私たちの元から旅立っていきました。
今回も素晴らしい功績を残してくれたので、ここに記しておきます。
例えば、このブログ
枕ムスメのピロートーク
※なかなか切れ味のいいタイトルですが、決して想像するような内容ではありません。
こういうことは普通の人が、そうそうできることではありませんし、
本人を知っているこちらとしても、その苦労は察するに余りあります。
私のように、気まぐれで書くブログは誰だってできますが、
テンションの高いときも低いときも、ネタのあるときもないときも、
お客さんのことを思いに思って、書き続けている。
彼女も一生懸命に言葉を紡いでいることが伺え、感動しました。
映画「ボディガード」で印象的なシーンがありました。
詳細は割愛し、掻い摘まんで説明しますが、
いえ、もっというと、内容を脚色しているかも知れません。
ただ、一切、悪意はありませんので、ご了承ください。
そのシーンは、主人公フランク(ケビン・コスナー)の父が、彼の過去を語るシーン。
当時、大学生たっだフランクは、アメフト部に所属するもタックルするのが怖くて仕方なかった。
「でも、彼は全米チャンピオンになったんでしょ?それで、どうしたの?」と
レイチェル(ホイットニー・ヒューストン)が尋ねると、父は、応える。
「怖さがなくなるまで、練習したんだよ」
ヒトは脳と身体が別れていて、基本的には頭から指令がでて身体をコントロールします。
しかし、時に、そうならないことがある。反射。
つまり、無意識であっても、身体が反応することが誰にでもあります。
コトを起こす前に怖さがあるというのは、その先のことを考えてしまっている(経験)か、
もしくは、その先がどうなるかが分からないとき(未知)のどちらかですが、
いずれであっても、良くも悪くも記憶を司っている脳が原因です。
であれば、脳がその恐怖を感じなくなるまで、トレーニングをすればいい。
何度も経験することで理解し、どうなるか分からない未知を明確できれば、
自ずと恐怖心はなくなり、逆に立ち向かう勇気が漲ってくる。
話が脱線しましたが、目標に向かって、小さなことを積み重ね、
継続していくことこそが、最短距離で成長へと繋がるのでしょう。
かいた汗や恥は嘘をつくことなく、失敗で得た経験は決死で裏切ることなく、
くじけそうなときには、背中をしっかり押してくれます。
旅立っていった彼女の、これから人生が幸多くなることを祈っています。
残された者の、寂しさを胸に。
まくらのキタムラ
北村圭介
北村 圭介
株式会社キタムラジャパン
代表取締役
大正12年創業の枕専門メーカー「枕のキタムラ」4代目。曾祖父から伝わる経験やノウハウを活かし、眠りに対するキタムラのエスプリを枕にしています。枕屋4代目のブログ「まくろぐ」では、枕のことがメインですが、睡眠やモノづくり、マーケティングなど独自の想うことを書きます。