シンチャオ！
これは、ベトナムのあいさつで、英語のハローと同じくらいいつでも誰にでも使えます。

実は先月末から、3日間、ホーチミンとハノイに行ってきました。
理由？・・・明確なモノはありませんでした。
知人があちらでビジネスをやっているので、
どういう風に展開をしているのか「ただ、見に行っただけ」です。

しかし、予想以上に実りある旅となりました。

中国などは日本企業も多数進出しているので、成功失敗が悲喜こもごも渦巻いていますが、
ベトナムでは明らかにそれらのサンプル数が少ない。

そういう意味では、まさに【投資とはなんたるか】を間近で見させてもらいました。
チャレンジしている人の背中は、とても大きくエネルギッシュで、
こういう方々が周りにいていただけること、私はなんて幸せなんだろうと感じます。

もちろん自分の仕事（＝快眠を届ける）が役に立てるかどうかは見極めました。
その結論、自分なりの感覚ですが、ベトナムでのニーズはまだ3年、後の話になるでしょう。
いわゆる私たちの、高い付加価値のまくらを買い求められるまで、です。
とてもじゃないですが、今の彼らの水準では、フィルタに引っかかりません。

だからこそ、【今】、向こうへ販路を求めるキッカケを作る必要がある感じます。

海外でのビジネスを軌道に乗せるには、少なくとも2年はかかりそうで、
3年後からやってたら、後塵を拝する結果は目に見えています。
中国や韓国で付け入るスキがないが、ASEAN諸国なら、まだ横一列。
私たちのような零細メーカーも、スピードがあれば、十分チャンスはあります。

この目標は、今年の年賀状でも宣言しました。

【海外進出の足がかりを掴む】

どんなカタチでも、この流れに今から乗っておきたい。

最近は、日本メーカーの海外進出の必要性が叫ばれて久しく、
書店にも、多くの文献やレポートが溢れています。

しかし、これは頭で考えるより、行動でしか実現しそうにありません。

多少のリスクはあるでしょうが、今年は本気で実現させたいのです。
勇気ある先人たちが、イバラの道を切り開いてくれましたが、
二の足を踏むことなく、繊細かつ大胆に泥臭く私たちも挑みます。

まくらのキタムラ
北村圭介