トップ > MIJP > メイドインジャパンプロジェクトの総会セミナーでした。
メイドインジャパンプロジェクトの総会セミナーでした。
メイドインジャパンプロジェクトの総会セミナーへ参加してきました。
総会では、今期の事業報告について発表がありましたが、
お陰様で会員も増え、我々の活動に対し、国からの補助も受けることができ、
非常によい内容となっていました。
また来期の事業計画も発表され、日本のものづくりのために
草の根的な活動を続けていくことこそが、よい結果に結びつくと思いますので、
今後も地道に、かつ継続していきます。
日本のものづくりにご興味ございましたら、是非、ご参加ください。
さて、総会後は、セミナーとしてお二方から基調講演をいただきました。
初めにお話しいただいたのは、あの為末大選手です。
そうです、世界陸上で3位に輝いた経験を持つ日本を代表する侍ハードラー。
さて、ここで、大きなギモンが。
ハードル選手と日本のものづくり、
一体どこが関係するというのか!?
実は私ですらも話を聞くまでは、僅かに思っていました。
しかしながら、すぐに納得し、そして、話に引き込まれていくのです。
レポートするととても長くなりますが、メチャクチャみなさんにお聞かせしたかった。
トラック選手が走ることしかできないことや、
バレー選手がバレーしかできないという考えから脱却できないことがある。
日本のものづくりメーカーも時にそう囚われることがあるかもしれません。
うちはこの技術しかないからとか、これしかできないとか
そう言って、内向きに考えることがありますが、
そうではなくて、その技術を別のフィールドで活かすことができないかと
考えてみることが大切ですと、為末選手は言っていました。
あまりうまく伝えることはできませんが、改めて自分を客観視して、
定義づけることをしてみてはと。
今はロンドン五輪に向けたトレーニングの傍らで、
アスリートの実態を憂いでいて、何かできないかと、
Athlete Society(アスリートソサエティ)という活動もされています。
さて、イデアインターナショナルの橋本社長のお話は
もっと現実的かつ魅力的なお話しでした。
アップル社と提携する意味、それはメーカーとして
販路を拡げるためにも大いに役立つそうです。
つまり、イデアさんからアップル社への商品提案が可能になり、
それによって、イデア商品が世界市場へと一瞬で広がっていくということ。
またゲゲゲプロジェクトやサンリオと提携することで
キティちゃんのライセンスを取得し、キャラクターグッズも展開をしていくようです。
今月末には、イデアさんが「旅」をテーマにしたセレクトショップ
「Travel Shop Gate (トラベルショップ ゲート)」をオープンします。
これは空港などのトラベルショップがあまりにテンションが下がる内容という
橋本社長の考えから、ハイテンショントラベルショップと言う新たな業態です。
時代に合わせて、現在のライフスタイルには一体何が足りないのかを
常に考えて、それに対応しながら、ものづくりをしていく。
それはまさに、為末選手も講演の最後に好きな言葉として挙げていた、
ダーウィンの最も有名な言葉
『最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である』
と、ピタリと一致するのではないでしょうか。
自分たちが何者なのか、何ができるのかを明確にして、
それを一番の強みとして時代の変化に対応していくことが大切です。
私たちも枕屋ではありますが、いろいろな見方ができ、
どの定義を自分たちにするのか、決めなければいけません。
それがこの厳しい世の中をブレずに進み続けるのに最高に近道です。
枕のキタムラ
北村圭介
北村 圭介
株式会社キタムラジャパン
代表取締役
大正12年創業の枕専門メーカー「枕のキタムラ」4代目。曾祖父から伝わる経験やノウハウを活かし、眠りに対するキタムラのエスプリを枕にしています。枕屋4代目のブログ「まくろぐ」では、枕のことがメインですが、睡眠やモノづくり、マーケティングなど独自の想うことを書きます。