青天の霹靂
青空が邪魔くさいと思ったことはありませんか?
なんでこんなに爽やかに、青いのさっと。
佐野元春も言いますよ。
「青いねぇ」って。
今日、携帯電話が、トイレに吸い込まれました。
胸のポッケから、ダイビングして。
余計なコトしなきゃいいのに、マッチを擦ろうとして、
それが、先に便器に落っこちて、慌てた、というか
驚いて、かがんだ瞬間でした・・・目玉のオヤジが飛び出すように。
急いで引き上げようと、無我夢中で勢いよく手を突っ込んだモノだから、
つかみ損ねて、逆に奥の方へ押し込む、という裏目。
吉田栄作も言いますよ。
「うおーーーっ」って。
ネットで検索すると、いろいろ出ていますね、携帯水没の話。
しかし、期待していいのやら、諦めろと言われているのやら。
拾い上げた瞬間、無意識に電池パックを取り外し、
その他、カードも抜き取って、ずぶ濡れの携帯を握りしめた腕を
赤塚マンガのように360度グルグル回転させ・・・
ファーストエイドとしては、ほぼ合格点をいただいていました。
後は、乾燥させるため、車を走らせますが、放心状態。
豚インフルエンザどころじゃありません。
仕事辞めて、このまま、着の身着のまま海にでも行こうかな。
加山雄三も言いますよ。
「海よ俺の母よ 大きなその愛よ。
男のむなしさ ふところに抱き寄せて
忘れさせるのさ。やすらぎを くれるのだ」って。
とりあえず、2日間は完全静養です。
その後、電池パックを差し込み、通電させて、画面が明るくなるか否か。
やはり諦めた方が、心に優しいかもしれません。
真昼の惨事。青空がこんなに忌々しく思った日はありません。
※お食事中の方、すいません。
ちなみに完全に流した「後」の話ですので。
枕のキタムラ 北村圭介
北村 圭介
株式会社キタムラジャパン
代表取締役
大正12年創業の枕専門メーカー「枕のキタムラ」4代目。曾祖父から伝わる経験やノウハウを活かし、眠りに対するキタムラのエスプリを枕にしています。枕屋4代目のブログ「まくろぐ」では、枕のことがメインですが、睡眠やモノづくり、マーケティングなど独自の想うことを書きます。