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餅つき大会とシブヤ大学
はじめに
キタムラは本年も無事に納めることができました。
これも、関わっていただいたすべての方のご尽力の賜物。
おかげ様以外の何者でもありません。
改めて心からお礼申し上げます。
さて昨日は、年末恒例・・・になるだろう餅つき大会に参加してきました。
ずいぶん昔にやって以来、長らくやっていませんでしたが、
あるご縁からお誘いいただいき、面白そうだったので二つ返事で。
<ちびっこたちは仲良く、みんなの分のお餅を丸めてくれました。>
風が非常に強く、寒くて大変でしたが、
特製のテールスープや豚汁も用意され、
お酒もたくさん飲めたんで、楽しい以外になかったです。
※ ※ ※
その後は、名古屋でも本格的に始まるかもしれない、
シブヤ大学の説明会に行ってきました。
シブヤ大学とは、こちらから
簡単に言えば、誰でもみんな、先生になれる、生徒にもなれるということ。
つまり、ある分野に関して、興味のある人たち数名からが集まり、
精通している人から、直接、教わろうというものです。
例えるなら、僕はまくら屋ですが、
枕を通して睡眠などに興味のある人たちが集まれば、
授業やワークショップの授業をしてみるということ。
なんでそんなことを?
専門家は時に専門的になりすぎて、頭が固くなります。
そこで全く知識のない方々に、お話しすると言うことは、
専門用語も通じませんし、感覚なども伝えられません。
ですから、かみ砕いた、わかりやすいシンプルな表現で
その「講義」を行わなければならなくなります。
しかし、このような機会を持つことで、
初心に返り、自らの新たなスキルアップが望めるのです。
教わるより、教える方が学びになるとよく言います。
僕らメイドインジャパンプロジェクトでも、以前から
これが活用できないかと考えていました。
伝統的な職人技術の継承に役立つかもしれないからです。
つまり、職人さんが減り始めている昨今では、
後継者問題の解決が急務です。
口伝の技術は、文字だけではなく、
親方と弟子の密接な関係で脈々と受け継がれてきました。
現在はその継承がうまくなされず、
なくなってしまう技術が激増しています。
ですから、シブヤ大学のフレームワークを基礎として、
この問題を解決できる糸口を探そうという意図から
参加をさせていただいた次第です。
今後どうなるか、MIJPとしても関わり方は検討しますが、
面白い企画になることは間違いありません。
名古屋では、大ナゴヤ大学、もしくは名古屋シャチホコ大学だそう。
まくらのキタムラ 北村圭介
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北村 圭介
株式会社キタムラジャパン
代表取締役
大正12年創業の枕専門メーカー「枕のキタムラ」4代目。曾祖父から伝わる経験やノウハウを活かし、眠りに対するキタムラのエスプリを枕にしています。枕屋4代目のブログ「まくろぐ」では、枕のことがメインですが、睡眠やモノづくり、マーケティングなど独自の想うことを書きます。