サマータイムと眠り
ヤフーのニュースにもなっていた
この話題から本日のまくろぐの開始です。
洞爺湖サミットに向けて、サマータイム制度導入への動きが、
活発になってきています。その理由は後述。
(なお、経済損失は1200億円の誤りだそうです。)
つまるところ、このサマータイムに変換することで、
ムダなエネルギー(空調などの)を使用することが減り、
また、明るい時間に帰宅することで、家族や仲間と過ごす時間を増加させて、
生活が活発になる、というのは、これは僕からの概要説明です。
詳しくは、こちらを参考にしてください。
サマータイム
さて、これによって、第一に言えるのが、1時間、時間を早めると言うことで、
生活リズムの変化であると思います。
この点から、サマータイム導入に異論を呈したのが、日本睡眠学会。
先進国の多くがこの制度を導入しているにもかかわらず、
日本だけがやっていないと、G8で恥をかく、という感じにも聞き取れます。
【国別サマータイム制度導入図】(ウィキペディアより)
ブルー : 夏時間を実施している国・地域
オレンジ : 過去に夏時間を実施したが現在は行っていない国・地域
レッド : 夏時間を実施していない国・地域
難しいことは正直分かりませんが、
僕個人では、中途半端なら、やらない方がいい、と思うのです。
やるのであれば、全国でキチンとやるのだ、と。
どこか一部だけがサマータイムとなってこっちは違う、
となれば、仕事もうまくできないですし、
例えばレジャー施設や、飲食店などでもおかしくなります。
みずほ銀行も以前試したとき、一部だけで実施されたため、
調査結果は、一概に正しいモノとは感じられません。
北海道や滋賀や奥州だけでもやってみましたが、同様です。
推奨しているのは日本経団連ですし、福田首相も賛成発言しています。
そう言った中で、日本睡眠学会がどの程度、
発言力を持っているのか分かりませんが、
言いたいことは同じではないでしょうか。
まず環境をキチンと整備してから、全ての国民に浸透させなければ。
まくらのキタムラ 北村圭介
北村 圭介
株式会社キタムラジャパン
代表取締役
大正12年創業の枕専門メーカー「枕のキタムラ」4代目。曾祖父から伝わる経験やノウハウを活かし、眠りに対するキタムラのエスプリを枕にしています。枕屋4代目のブログ「まくろぐ」では、枕のことがメインですが、睡眠やモノづくり、マーケティングなど独自の想うことを書きます。