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新青森にて、函館行の特急「スーパー白鳥25号」に乗り換える。
この列車が、青函トンネル全長53.85km、海底部が23.3km、そして最深部海面下240mの海底を走る。
本州側入り口から北海道側出口まで30分であるが、このトンネルを掘り上げた人々、日本の技術に畏敬の念を抱く。
函館駅ホームにて
この特急「スーパー北斗」は、函館本線から室蘭本線に入り、苫小牧を経て千歳線にて札幌に至る列車で、3時間14分の旅となる。北海道の原野をひた走る列車は、横揺れが激しくいささか疲れる。
ここでもKPの出番。
このシートのヘッドレストはマクラ部分がついており、頭部マクラよりも首マクラと腰マクラとしての使用が快適であった。
また、前のテーブル上に腕を置き、その上にKPを載せてうつぶせに寝る方法も試した。アロマの香りの相乗効果もあって心地よかった。
NHK名古屋放送局のキャスター北澤さんからスマホに電話が入り、「9月5日に中京大学キャンパスで開かれる、宮川ゼミと北村さんとのプロジェクト打ち合わせの様子を撮影したい」という許可願いと、我々のプロジェクト取り組み経緯についての取材があった。
9月7日の「ホットイブニング」で紹介されるのだという。
このプロジェクトが成功するプロセスが、一つずつ積み上がっていく手ごたえを感じる。
札幌が近い。
かのクラーク博士は、札幌農学校で、Boys, be ambitious like
this old man! と掛け声をかけたという。
私は、札幌から名古屋方面に向かって、"Be ambitious of success
in this project!" という掛け声をゼミ生に発したい。
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そして、帰途は飛行機で:
台風の影響で、欠航や大幅な遅れが心配されたが、このANA706便エアバスA320は、15分の遅れのみで千歳空港を飛び立ち、一気に1170kmを飛んで名古屋まで運んでくれた。
空の旅でもKPは、体の疲れをしっかり受け止めて安心感を与えてくれた。
往復2732km、旅のパートナー
としての存在感を示してくれた。
完