制作実績

月光の枕

会社名
飛驒産業株式会社様
納入数
-
制作期間
6か月

ご依頼内容 PRODUCTION RESULTS 01

杉を使った
寝具ブランドに
ふさわしい枕を
飛驒産業の寝具ブランド「月光」に枕を加えたい。ウッドスプリングを使ったベッドフレームを中心にしている「月光」にふさわしい枕を。
飛驒産業のこだわりである「杉」を使った枕、そしてキタムラの「そら豆型」、さらに「自然素材」「土に帰す」といったキーワードを軸にまくら開発はスタートしました。

制作コンセプト PRODUCTION RESULTS 02

杉を活かしたジムナスト、土に帰せる枕
キタムラは早速、枕の素材としての杉を研究しました。その特徴は大きく3つあります。

1.調湿性:吸放湿性がある。頭部が蒸れにくくなるため枕に向いた特徴。
2.免疫効果:ある実験では、小学校のひとつの教室で杉を使った机と椅子を使用しほかの教室と比較したところ、インフルエンザにかかる子どもの割合が、杉を使った教室では1/6に減少していたそう。
3.安眠効果:香りの面ではヒノキなどと同様、鎮静作用(リラックス効果)がある。

特徴を見ていく限り、枕との相性は良さそうである一方、課題は「硬さ」。杉をどんな形状にしてどう枕に使うのか。
おがくずの状態から薄いものカンナくずのようなもの、板状で使うもの等、いろいろなパターンを試行錯誤し結果的にヒノキでも使っているキューブ状のものを使用する事に決め、パートナー国内工場にて特注で生産。この杉チップを使った2つの枕が誕生しました。

まくらのご紹介 PRODUCTION RESULTS 03

杉から生まれた「ジムナストHIDA」
飛驒産業のこだわりである「杉」とキタムラの特徴「そら豆型」のコラボレーション。

杉チップは後頭部の部分に配置、調湿性と免疫効果を発揮します。ユニットの形状にはキタムラの「コロン」の形を応用し後頭部を左右中央の3つの部屋で支える。左右にパーネスコルマを配置し中央を少し低めにする事で、仰向け時に頭部を安定させると同時に後頭部への杉チップの当たりを軽減する効果が得られるようになりました。
さらに両横の部屋の外側、一番端の部分にも杉チップを配置。こちらは横向きに寝た時に鼻先にくる位置になり、香りやすくするためのものです。

既存ブランドが積み上げてきたものを体現した新たな枕の誕生です。

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