CONTACT ©Kitamura Japan
All Rights Reserved.
SCROLL DOWN
コラム

眠ってる場合ですよ

現代では5人に1人が睡眠に何らかの不満を持っていると言われています。

味の素株式会社「世界5都市睡眠意識調査

これを読んでいただいている方も、 そう思われている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

そもそも日本人は特に睡眠を悪視・軽視する傾向があります。
高度経済成長の最中において、「寝ているヤツは怠けている」というプレッシャーを暗に感じ、
眠い目を擦りながら、仕事などに携わっていませんか?

しかし、そんな時だからこそ、守るモノ、それが「睡眠」です。

「睡眠時間は必ず確保する」ということこそ、
仕事にせよ、何にせよ、その後のパフォーマンスに大きく影響します。

ヒトによって、調子のいい睡眠時間がありますが、
私の場合は、それが「6時間と15分のお昼寝」です。
これだけはなんとしてもキープしたいと、やりくりしています。

忙しくなると、身体や頭を動かしている時間が多くなります。
また納期が迫り、焦燥感も手伝って、

「寝ている場合ではない!」

などという気持ちになってきます。

そして、明日のこと、次のことを考えすぎるあまり、眠りたくても眠れない時もあり、
少しでも起きていることで、その問題がクリアできるという考えに陥りやすいのです。

しかし、コレこそが大きな間違いで、
「睡眠不足のデフレスパイラル」となります。

総合的に考えてヒトがもっとも休息する時、それは「眠っているとき」です。
目や耳から入ってくる情報を本当に意味で整理できるのは、
眠っているときだけなのです。

心配しなくても、ヒトの脳は大切なことをどれだけ眠ろうがカンタンに忘れはしません。
不安なら、メモ書きをすれば解決しますよね。

起きてからそれを見れば、眠る前の状態、
いえ、それよりもクリアな状態でいられるようになるでしょう。

どうか安心してください。
思考を一度諦める(リセットする)ことも、
実はとても前向きな考え方のひとつなのです。

デスクでPCの前に長いこといるのではなく、ベッドに横になって、
部屋を真っ暗にして、目を瞑っているだけでも十分ですから、
コレを決まった時間に毎日、繰り返してみてください。

ただし、車やソファで仮眠のように済ませないで、
ご自分のお布団、ベッドで眠る習慣をクセにしましょう。

睡眠は時間で計るのではなく、睡眠は質、クオリティがたいせつです。
ご自分の快適な睡眠を探すことを、諦めずに続けてほしいと思います。

精神的にも、肉体的にも健やかになるために睡眠を摂りましょう。
それこそがすべてのためになると、割り切ってください。

SHARE ON
FACEBOOK
TWITTER
loading