株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパンから、世界5カ国で調査した、
「管理職者の睡眠についての調査報告」が発表されました。
フィリップス社の見解は、以下の通りです。
睡眠障害が健康に害を及ぼすことは真剣に捉えられていない
・管理職者の睡眠は、推奨睡眠時間より20%少ない
・不十分な睡眠は、管理職者の健康を損ない、企業のパフォーマンスを妨げる
・睡眠障害を医師に相談する管理職者はほとんどいない
詳しいレポートは、こちらから。
実は、95%以上の人が、睡眠不足が健康に害するという認識を
持っているのも関わらず、医師に相談する人は、わずが20%ほど。
つまり、多くの管理職者の方々は、睡眠不足について軽視しています。
というより、軽視させられている、のかもしれません。
レポートの中で、東京医科大学睡眠学講座の井上雄一教授は、
健康を守るために、十分な睡眠が不可欠であり、睡眠の重要性を広く知っていただくために、
このような調査を広げていき、警鐘を鳴らすべきである、と言及されています。
管理職として、寝不足でも必死で頑張るという時代は、遠い過去の話。
キチッとした睡眠を確保しなければ、効率やクオリティも下がることを
もっと深く認識しなければなりませんね。