さて、前回、前々回と書かせていただきました「寝起きについて」のコラムですが、
今回が最終章です。 二度寝との付き合い方などご紹介します。
睡眠ガイド 坪田さんの記事から参考にしました。
世の中の誰もが経験したことがある、粗相(SOSO そそう)の一つに
「二度寝による寝坊」が挙げられると思います。
あの気持ちよさ、たまらんですね。
起きなければいけないという背徳感が、その気持ちを加速させてしまう人間の性(さが)。
夢なのか、現実なのか分からないような時間は流れ、
太陽の柔らかな光を浴びながら、微睡(まどろ)んでいる。
「あー、このままで、レットイットビー。」
しかし、現実は現実。
落ちた瞬間に押し寄せてくる激情的な焦燥感で飛び起きることに!
何度も責める親、家族、そして、携帯電話(目覚まし代わり)。
自分は悪くないんだ。
起こしてくれなかった彼らに責任がある・・・。
さて、その心地よさのメカニズムは詳しくは解明されていませんが、
脳が起きていない状況では、刺激を刺激と捉えられないことがあるそうです。
つまり、リンリン鳴る目覚ましも、ガミガミ言う親や家族の声すらも、
「夢うつつ」の状態では、刺激に値せず、それよりも逆にリズムとなり、眠気を増幅させます。
また寝起きのときに分泌されるコルチゾールという成分は、人を幸せにさせるホルモンだとも言われています。
なるほど、何となく分かる気がしてきましたね。
眠りの質で言えば、浅い眠りとして、お昼寝したときの気持ちも同じようなものです。
したがって、長く続くと、後々のダルさが残ります。なので、こうしましょう。
二度寝を100%、まず受け入れてしまうことです。
悲しいかな、人間は「してはダメ」となると、途端にそれをしたくなります。
弱い人間の性(さが)ですね。二度寝が悪だと考えているから、そうなってしまう。
であれば、
「あ、いいです、眠ってもいいんですよ。」と許しちゃって眠りましょう。
そうして、10分後に別の方法を用意して、起きるわけです。
それは、寝起きにすること編を再度チェック。
また、こんなサイトもご紹介しておきます。
朝は希望です。ラジオ体操の歌にもありました。(笑)
一日のすべてが決まると言っても過言ではない朝時間を
ぜひ、自分に合ったものにしてみてはどうでしょうか。
大切なのは、いつも決まったルーティンです。