快眠には自分にあったまくらの形状や機能にくわえ、安心感や信頼性といった気持ちの面も重要な要素になります。創業100年を超える老舗まくらメーカーの私たちがどうみなさんにまくらを届けているのかをご紹介します。
キタムラのまくら作りはまず企画からはじまります。ターゲットを定め、みなさんが睡眠に対してどんな課題を感じているのかを調査。眠りの課題を解決するためのまくら作りです。
企画で整理した要件を元に、形状構造サイズを設計していきます。私たちにはどんな形やサイズのまくらでも形にできる技術があります。優れた裁縫技術と知見を活かし裁縫パターンを制作いします。
まくらの寝心地を決めるもの、それは直接肌に触れる布地と、頭を支える中材です。肌への触れ心地、吸汗性、通気性、耐久性などさまざまな特徴がある素材から最適なものを選定します。
実際にまくらを作る工程になります。日本の職人が縫製を行い、選びぬかれた中材がまくらに詰められていきます。
人と社会、快眠と幸福。人が毎日使うまくらを作る、私たちだからこそ取り組まなくてはいけない社会への活動です。
作って売って終わり、ではなくご購入いただいた枕の修理や中材の再充填などご購入いただいた製品を末永く使用していただける取り組みを行っています。
返品などやむを得ぬ理由で市場に回せなくなった品質的には一切問題ない枕をシェルター運営などのNPO法人に寄付しています。
2011年に初の障害者雇用を行い、2014年には就労支援施設との連携も開始いたしました。一流の縫製技術を職人から直に学ぶことで、障害の程度によってはすでに熟練の職人の域に達する社員も出てきています。また、実際にトライアルから正社員登用された社員もいます。